OpenMediaVault と SMB

Raspberry Pi を使って NAS を構築するときの定番ソフトウェアとして、 Open Media Vault (OMV) があります。ネットを検索して構築情報を見ていると、少し古い情報が多く、現時点の Open Media Vault 6 のものというのは少ない印象です。

インストールについて

Open Media Vault をセットアップするには、現在は Raspberry Pi OS Lite をインストールした後で、パッケージをインストールするという方式に変わっています。

Samba 共有 (CIFS) について

私が一番気になった点が、CIFS による Windows とのファイル共有関連です。多くの情報では、 SMB 1.0 を有効化して OMV に接続するという方法が紹介されていました。現在の Windows 11 環境では、標準で SMB 1.0 はセキュリティの都合もあり無効化されています。これを有効化して使うというのは気が引けます。

そこで、Open Media Vault 6 をインストールして、 Windows 11 の環境から接続ということを確認してみます。ファイル共有に関する一連の設定が終わった後で、 Windows から対象の共有フォルダを開いてみます。

上記に示すように、共有フォルダを開きフォルダを作ったりファイルを作ったりしてみました。アクセス用のユーザーはOMVで作っていますが、SMBバージョンに関する設定は何も行っていません。このことから、 SMB 1.0 を有効化するという手順は、現在は不要になっていると考えられます

接続している SMB バージョンを確認してみる

念のため、接続している SMB のバージョンを確認してみたいと思います。管理者権限付きで PowerShell を起動して、以下のコマンドを実行します。

Get-SmbConnection

コマンドを実行した結果が以下の通りです。Dialect が 3.1.1 となっており、 SMB3 で接続されていることが確認できました。

まとめ

OpenMediaVault で作成した NAS にアクセスするために SMB1 を有効化するという手順は、現時点の環境であれば不要ものとなっていることがわかりました。これに対する特別な手順も不要でした。逆に、SMB1 を有効化して使っているような状況であれば、 OMV6 に更新したほうがよさそうとも感じます。

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